2025.11.13
スラムドッグ
アメリカでは「ブルーカラービリオネア」と呼ばれる新しい存在が生まれています。
塗装工や電気工事士といった現場の仕事から、年収1億円を超える人たちが登場しはじめたのです。
その背景にはAIの普及が大きな役割を果たしています。
これまで専門性が求められた経営やマーケティングの部分を、AIが“誰にでも扱える道具”へ変えてしまったことで、技能を持つ人たちが自分の仕事をそのまま事業として一気に拡大できるようになりました。
ここで見えてくるのがAIとブルーカラーが相性抜群になった理由です。
AIは知識の代替は得意ですが、身体の経験の代替は極端に苦手。
だからAIが浸透すればするほど…
知識の希少性は下がり、身体技能の希少性は上がる。
この価値の反転こそブルーカラーの追い風になっています。
見積り作成、スケジュール管理、広告運用など「苦手だから規模を広げられなかった」部分はAIが丸ごと強化。
技能職はそのまま事業家へ進化します。
AIはブルーカラーの弱点にだけバフをかけ、固有スキルである身体の技術には一切デバフをかけない。
“弱点強化+固有スキル継続”というチート状態。
日本でもこの流れは始まっています。
SNSとAIを組み合わせて販促する地方の工務店、AIを参謀にして経営判断を高速化する個人事業主。
職人不足もあり技能の価値が再評価されている状況です。
AI時代の価値基準の一つは…
「知識の積み上げ<身体で積み上げた経験」
働き方も生き方も、新しい方向へと舵が切られています。

*スラムキャット